CentOS Windows 10

WinSCP の設定

CentOS

WinSCP でWindows からLinuxへファイルのコピー

環境

Windows 10 にWinSCP のインストール
Linux は CentOS

WinSCP のインストール

WinSCP ダウンロード後 標準でインストールした  バージョン 5.15.9(ビルド 10071)

WinSCP の設定

WinSCP の起動画面
「ホスト名」にCentOS のIPアドレスを入力
「設定」クリックする

下の画面が開く
左側の「認証」クリック後、SSH接続で使用のプライベートキーファイルをクリックして「秘密鍵」に設定
「OK」クリック

SSH接続で使用のフォーマット形式がWinSCP では使用できないらしい。
フォーマット変換するか聞いて来たので「OK」クリックして変換してみた

自動でOpenSSH から PuTTY形式に変換してくれた

「OK」クリック

ここまでで一旦保存しておいた

自動変換の機会を逸した場合は WinSCP のコンソールで 左下の「ツール」「PuTTYgenを実行」
「Conversions」→「Import Key」を選択し、sshで利用のプライベートキー形式を読み込みます
パスフレーズ指定できるが後々面倒なので指定しなかった。(任意で)
PuTTY 形式(.ppk)に変換され 任意のファイル名で保存してこれをWinSCPで使う。

WinSCP を使ってみる

再度 ログイン画面を開いて「ログイン」クリック

ログイン成功すると左側にPC 右側にCentOSの画面構成表示になる
今回の例は WebARENAの超格安VPS Indigo でログインアカウントが「centos」なので /home/centos/のディレクトリを初期表示する
後はコピーしたいファイルを左右間でドラッグ&ドロップします

WinSCP をルート権限で使用できるように設定

●winscp でルートの特権がないとなにかとやりずらい。

CentOS の作業

[centos@i- ~]$ sudo visudo

最後に下の1行を追加して保存

centos ALL=NOPASSWD: /usr/libexec/openssh/sftp-server

PC WinSCP の設定

「ログイン」画面で「編集」

「設定」

winscpの左側ペイン 「環境」「SFTP」「プロトコルオプション」「SFTPサーバ」に次ぎように入力後「OK」

sudo /usr/libexec/openssh/sftp-server


設定を「保存」

まとめ

Windowsユーザーが CentOSのファイル参照・編集に使えてありがたい。
クラウドのストレージサービスに置いて編集しようとすると一旦ローカルに移動しなければならない様だ。複数拠点に作業場所が移動する場合、Office等のデータを CentOSにコピーしておいてWinSCPでファイル名を右クリックして開くとOfficeで編集できる。ローカルに一旦ダウンロード・編集後再度アップロードする必要がない。この点いいんじゃないかな。
CentOSにSamba をインストールする手もあるが、CentOS のSambaのインストール・設定がこれまた面倒。

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